テキストサイズ

母乳日記

第13章 赤ちゃん返り

少しずつ大きくなるお腹。乳首は黒くなって、青筋たってパンパンに張りつめたお乳。眠くなってびぇーんと泣き叫ぶベビ。「おネムなの?」といい抱っこでユラユラ。何故か泣き止まない。「もぅネンネしよ?みんな寝るよ」というと「パィパイ〜」と私の乳房をギュッと掴む。あっ、って思った時にはパンパンに張りつめた乳房から母乳がピューピュー。「〇〇、ネンネの時のパィパイまだ飲むの?」って言うとうなずくベビ。「〇〇は赤ちゃんだもんね」と言いながら、あきらめてお乳をあげる。。寝るときのお乳卒業したのになぁ。でも吸われるとドンドン張ってくるし。。そして寝たなと思った深夜02時。パパに張りつめたお乳を絞られて起きる。「なあに?パパ」というと「〇〇が夜泣きしてるけど、ママ起きなかったから」って。「え、もう寝るときのお乳卒業したのに」っていいながらベビをうけとる。母乳が吹き出したままベビを抱く。「〇〇、もうお兄ちゃんになるからパィパィやめよ?」って言ってみても余計ギャン泣きするベビ。せつない、、あげないって決めたのにお乳はパンパンだし。息子は母乳欲しがって泣くし。泣いてまで欲しがるのか。。可哀想だよね、、「〇〇、ネンネするか」といいながら乳腺をマッサージして。3カップ大きくなったお乳から出るだけの母乳を出して。ベビに吸わせる。ごめんね、お乳ほしかったね。。かわいい赤ちゃん返り。「いっぱい飲んでね。お兄ちゃんにならなくてもいいよ」と頭を撫でながら片方のお乳から溢れる母乳を見つめる。何回も夜泣きしてはお乳をあげて夜が明けていく

ストーリーメニュー

TOPTOPへ