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もう推しとは言えない *番外編更新中

第8章 自覚した気持ち



ふっと笑ったポチ。
…あぁ、可愛い。好き。


「…ねぇ、ポチ、明日ね…花火あるんだって。だから、一緒に見よーよ。」

「そうなの?分かった、良いよ。…約束したしな。」

「うん、約束破ったら怒る。」


(花火…好きな人、兼、推し…あぁ、幸せ)

幸せ、なはず…。
でも、ポチは他に好きな人がいる。それが…苦しい。

私のこと、好きになってくれないかな…。
ポチの横顔を見つめながら、私はずっとそんなことを考えていた。

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