無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

気持ちいいな…とリラックスしていると、今度は背中に触れられる。


「ん…」

「力抜けよ？…ん、そう、そんな感じ。」


そのままな…とポチの少し低くて、でも耳心地のいい声がすぐそばでして…あぁ、もうドキドキしすぎてヤバい。
…ポチはただマッサージしてくれてるだけなんだろうけど、少しその手の動きがエロく感じられて…。

あぁ、私、相当やばい子だよ…。


「…吉岡。お前、お尻触られても平気？嫌なら強制はしない。
お前も女子だからな…やっぱ好きでもねぇ男に触られんのは嫌だろ？」

「えっ、お…お尻？マッサージなのに…？」

「友達から聞いたら、嫌なら無理にはしないけどその方が色々効果あるって言ってたから。まぁでも…今日はやめ…」

「…良いよ、やって。」


…そりゃあ、多分、他の男の人だったら頑固として拒否してたと思うけど…。
ポチだったら、良い…。


「無理すんなよ。」

「大丈夫…お願い。」


ポチが嫌なら良いけど…と顔を横にずらしてポチの方を見る。
…相変わらず、可愛い顔。でも…もうただの推しとしては見れないな…なんて思った。


「…そんなに俺のマッサージ気に入った？でもまぁ、良かったよ。」