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先生のおたのしみ

第5章 岸川有栖

「俺もしたい」
「ええっ!ダメだよ、ゆーくん!中出しはダメっていつも言ってるでしょ」
「えーだって先生にはされてたじゃん、気持ちよさそうに」
「そうだけどぉ!」
「中出しされて気持ちよかったんだろ?これからゴムありで我慢できるのか?できないだろ」
「うん……」
「じゃーいーじゃん!俺だってしたい!」
「ダメだってば!」
「ケチ!生中させろよぉ」


授業が終わるチャイムが聞こえる。
俺は素早く自分のモノをティッシュで拭く。
性器を出してただけだから身なりを直すのは簡単だ。
有栖は乱れた制服を慌てて直している。


「……次の時間はこの部屋使うんじゃないか?」
「えー俺も挿入したい!もちろん生で」
「何言ってるの!ゆーくん、早く手拭きなよ!来ちゃう!」
「えぇー」


彼氏は拭いてるのが性器じゃなく手っていうのが笑えるな。


この先、この2人は生でHするんだろうな。
楽しそうだな。


パンツをはいた有栖が俺に近付く。


「ねぇ先生、ゆーくんじゃ物足りないよ、またHしようね」
「ゆーくんはいいのか?」
「いいよぉ、だからまた、ね?」

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