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恋人は社長令嬢

第1章 素敵な出会いにはご用心

「な、な、な、なんで制服????」


油断した。

まだこの時間は、仕事が終わってないから。

まさか、外で出くわすとは、思っていなかった。


「梨々香、誰?」

「知ってる人?」

同級生の声に、はっとした梨々香は、瞬の腕を掴んだ。

「ごめん、私、今日帰る。」

「えっ、梨々香?」

同級生を残して、瞬と一緒に走りだした。


「うわっ!!」

瞬は転びそうになりながら、梨々香に引っ張られた。

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