👿サディステック👼エンジェル
第6章 一人の部屋
~矢先side~
運命だと――――…
確信した。
転校…ぶっちゃけ――――…なんで俺が?って…
転校させんなら…頭のおかしいソイツだろ!って、言ってやりたかった…
でも――――…
俺にはそんなこと言える立場じゃないことぐらい…
分かっていた…。
被害者は俺なのに…
結局――――――――――――…家族が大事だったんだ…
結局…俺は
あなた方にとって…うわべだけの家族だった…訳だ…。
だから――――…自暴自棄になり…
俺なんて…
ど~でもよくて、やけになって……
男とのセックスを選んでみた。
どっちみち…
女は――――無理そうだったから…。