
大人の俺と子どもの私
第4章 初めてのお仕置き
やっとの思いで口に出すと、今までよりさらに強く叩かれる。
紗南の泣き叫ぶ声も一段と大きくなった。
バシンッ!!!
「うわぁぁあああ!!
ごめんなざいぃ」
もう汗と涙で顔はぐしょぐしょになってる。
「ダメかもって思ったんだったら聞きにこいよ。
仕事してても、聞きに来てくれたらちゃんと話聞くから。
分かったか?」
「…ヒック…」
バシンッ!!!
「う゛う゛ぅ!!!」
「返事!」
「ぁぃ…」
バシンッ!!!
「あ゛あ゛ぁぁぁ!!!」
「聞こえない。」
「はいぃ!……ごめんなさぃ……ヒック…」
