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狂愛の巣窟〜crossing of love〜

第1章 【プロローグ】






えっと、皆さま初めまして……になるのかしら?
佐倉十和子と申します。
こちらのお話をお読みになられる前に、物語の相関図と申しますか、ちょっと私事で申し上げにくいのですけども、淫らな関係性を赤裸々にご説明させて頂きたく、少々お時間頂戴致します。
前作をお読みになられている方はこちらの【プロローグ】はスルーされて良いかと思います。





主人、佐倉 亨(トオル)さんとは連れ子同士の再婚で籍を入れてからは3年ほどになります。
誠実で優しくて、不満なんてひとつもありません。
血の繋がらない有紗(アリサ)にも家族として大事に接してくれています。
長男の一颯(イブキ)くんは私とは血の繋がりもなく、言わば男と女なわけで。




彼は最初から私を女として見ていましたし、男女の関係になるのは時間の問題でした。
亨さんとの夫婦セックスに嫉妬し、翌朝はいつも彼からのお仕置きセックスに悶えていました。
そんな関係を知っていたのは娘の有紗です。




当時中学生でありながら、他人のセックスを見ることに興奮を覚え歪んだ性癖で私たちを翻弄します。
娘の前で一颯くんとセックスもしました。
見ながら娘もディルドオナニーをしていたと思います。
そんな娘も大学生の彼氏が居て、その彼氏とも娘の指示でセックスさせられた記憶もあります。




その他で身体の関係を持った相手と言えば

・宅急便の配達員
・亨さんの部下
・義父
・義兄
・隣人
・歯科医
・同級生


このくらい、でしょうか。
こうして並べてみると、ふしだらですね。





最大のフィナーレとしましては、私の誕生日に皆さんお集まりして頂いてお一人お一人にお祝いセックスをして頂いたことです。
子どもたちが企ててくれたお誕生日会という名の大乱交パーティーでした。
身体の芯まで震え上がり忘れられない夜を過ごす事が出来たと思います。




その夜に出張に行っていたはずの亨さんに乱交の様子を見られてしまい、全てがバレてしまう騒ぎに。
上手く交わしてきた人生で一番凍りついた瞬間です。
それでも亨さんは全てを許してくれて、他人に抱かれている私をそのまま愛してくださいました。










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