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孤高の帝王は純粋無垢な少女を愛し、どこまでも優しく穢す

第25章 着衣

=Masaki=

柏木法律事務所の御曹司の柏木漣は、一層の事業展開を進める門倉ホールディングスの顧問弁護士の座を、より確実なものにしようという画策のもとに柏木弁護士から放たれた刺客のようなものだ。

グループと事務所との間で交わす契約は丁重に断り、しがらみのない新進の法律事務所と取り交わし、先代から続く柏木との関係を断った。



高校生になった黎佳の周囲には、漣のような利害関係のある男や、純粋に彼女に惹かれる男、さまざまな男たちの影がちらつくようになり、私は落ち着かない日々を過ごすようになった。



仕事を終え、黎佳のいる別邸に戻る途中のエレベーターホールで高校生の制服姿の男女のグループとすれ違った。

彼らは楽しそうに声を立てて笑ったりしながら、おしゃべりに夢中な様子でマンションを出て行った。



「お帰りなさいおじさま」

黎佳はリビングでグラスやお菓子の袋などを片付けていた。

セーラー服のスカートからのびる太ももはふっくらと張りがあり、ネイビーのハイソックスに覆われた膝からつま先にかけてのすらりとしなやかなラインも美しい。

「友達が来てたんだね」

「そうよ。今帰ったところよ」

「男友達の前でそんなに短いスカートはよくないな」

「そうかしら。今学校ではこの丈が流行っているのよ」

テーブルを拭いている黎佳は私に背を向ける格好で前かがみになった。

後ろから見ると尻の下のラインすれすれまでプリーツが持ち上がる。

黎佳に近づき両腕を回した。

「どんどんきれいになって、言うことを聞かなくなって…俺は毎日お前が心配で毎日ひやひやしているよ」

「おじさま、スカートの裾は明日下ろすわ」


黎佳の上半身をテーブルにもたせ掛け、尻を突き出した格好にさせ、ひざまずく。

紺色のスカートの襞が引き上がってショーツのクロッチを丸出しにした尻に、キスをした。

「あっ…お、おじさま…」

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