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孤高の帝王は純粋無垢な少女を愛し、どこまでも優しく穢す

第29章 口戯

=Reika=

翌朝私は、うなじにかかる遥人さんの熱い吐息で目覚めた。

遥人さんはいつの間にか私のベッドに滑り込み、後ろから私を抱きしめていた。

カーテンの隙間からは優しい光が差し込み、白い部屋に一筋の線を作っている。

「遥人さん…おはよ」

「おはよ、黎佳」

遥人さんの手が、ネグリジェ越しに乳房を手の包む。

ぎこちない動きでやわやわと揉みながら、耳たぶにキスしてくる。

「黎佳…」

甘く呼ぶ声が、たまらなく愛らしい。

体を翻し遥人さんと向かい合った。

遥人さんの、まるで女の子のような長い睫毛の瞳が、息がかかるほどの距離に近づく。

その瞳は戸惑いと緊張で揺れているようにも見えた。

ネグリジェの胸元の、小さなくるみボタンを外す。

シフォンの生地が肌を滑り、鎖骨が見える。

もう一つ外すと、膨らみが現れる。

そうやって谷間も、乳首も、遥人さんに晒した。

遥人さんは目を見開いて凝視した後、下から押し上げるように揉み、上のふくらみを指でなぞり、下に滑り下ろして乳首に触れた。

「あっ」

私が肩をひくっとさせて声を漏らすと、とろけるようなまなざしで私に口づけた。

以前抱き合った漣くんとはちがって、遥人さんは経験が少ないのかもしれないと思った。

急に遥人さんが愛おしくなった。

滑らかな皮膚、すぐに震える肩、濡れた唇…。

ひとつひとつの反応が愛くるしくて、私は夢中で遥人さんの全身を愛撫し、味わってみたいと思った。


おじさまが私にしてくれたように、遥人さんの体を私がじっくりとほどいて、快感の扉を開いてあげようと思った。

耳に息を吹きかけながら唇を押し当て、肩をやさしく愛撫する。

遥人さん、好きよ…囁きながらパジャマのボタンを外し、薬指で乳首を円くなぞった。

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