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孤高の帝王は純粋無垢な少女を愛し、どこまでも優しく穢す

第31章 蜜月



遥人さんは深夜近くに帰宅するなり、出迎えた私を抱きしめた。

「黎佳、会いたかった」

私のパジャマをはぎ取り、ソファに体を押し付けんばかりに激しいキスをしながら、自分もすべて服を取り去り、体を摺り寄せるように抱きしめた。

私は全身に愛撫を受けながら、遥人さんの頬に唇を押し当てる。

「遥人さん…」


私を見下ろした彼の顔は熱っぽく、瞳の奥には欲情の焔が揺らめき、バラ色に染まった唇からは熱い吐息が零れて私の頬を染め上げた。

「今日は…もう大丈夫だよね」

遥人さんの控えめな口調に深い気遣いを感じて、胸がきゅっと圧し潰される。


私は心に決め、遥人さんの目をじっと見つめてうなずいた。

両足の間に手を滑り込ませ、溝を撫でられる。

ふくらみにしまい込まれた花弁と蕾はもう湿っていて、遥人さんの手の動きに合わせてぬるぬるとうごめいた。

滲み出た蜜で滑るように遥人さんの指が秘所にくちゅっと入りこんだ。

「あっ…もうこんなに」

私はうなずいて、あまりに素直な体が恥ずかしくてそのまま目を伏せた。

「僕も、ただ肌が触れるだけで…」

私の手を取って自分の性器を触らせる。

付け根から先端を辿るとその長さに驚かずにはいられなかった。

これが全部私の中に入ったら、私はどうなってしまうのだろうか。


遥人さんは瞳で尋ねた後、先端を私の裂け目にあてがった。

背中に手を回し、胸をぴったりと重ね合わせ、少しずつ中に分け入ってくる。

「痛かったら、言ってね」

全てが収まったところで遥人さんは私の額にキスをくれた。

私の中は遥人さんに一杯になった。

内側の肉壁、襞のすべてがぬるぬるとさすられて、わけがわからないくらいに気持ちいい。

遥人さんが身じろぎしただけで全身に快感の電流が走る。

「動くよ」

耳元で囁き、腰をぐっと股間におしつけてくる。

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