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孤高の帝王は純粋無垢な少女を愛し、どこまでも優しく穢す

第15章 情交

=Masaki=

横抱きで黎佳を運び、キングサイズのベッドに横たえると、黎佳は細い両足をМの字に開き挑発するように小さな腰を上下させた。

肉棒を片手で支え、かすり傷にも似た薄紅色の切れ目に押し付け、ゆっくりと先端を沈み込ませる。

黎佳の蜜は十分にあふれていて、ぬるっと勢いよく滑るように、私はきつく閉じた彼女の中に入り込んだ。


「うん、くっあっ」

「あっ…おっおじさま」

「痛いか」

黎佳は首を振った。

「うれしいの。私」

「僕もだよ。なんて幸せなんだ。黎佳、愛してる」

「私も、愛してる」


繋がりあったまま、甘く接吻を繰り返した。


やがて黎佳の内側は柔らかくほどけ、私の性器の形になった。

頬を赤く染めて目を潤ませる黎佳を見つめたまま、中をまさぐる。

手前を優しくこすったり、最奥を先端で柔らかくえぐったり。

黎佳はそのたびに初めて聞くような声を上げて啼いた。

体をよじり、首を抱きしめ、髪をかきむしり、言葉にならない想いを全身で伝ようとしている黎佳がたまらなく愛くるしい。

黎佳をぎゅっと抱きしめ、おなかをぴったりと密着させ、律動を速めていく。

溶け合いそうな感覚を甘受しながら、私は黎佳の中でこれまでにない快楽へと上り詰めた。

「黎佳、いくよ」

「おじさま…」

「愛してるよ黎佳」

「私も…」

無心に舌を絡ませてくる黎佳の蜜壺に、肉棒をさすり上げられる。

「いく…」

私は思いのたけをぶつけるかのように、奥に熱いものを噴き溢した。

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