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小説以外のひとりごと

第49章 2024年9月

「完結させました!!」  その4


ボクの書き方の王道パターン「交互進行」はけっこう前から気に入ってました


何本か完結させてみて、ようやく気づいたのは

「エンディングの余韻」です



過去のボクのパターンは

すべてのお話しが終わり、まとめの言葉として植物に例えて締めをくくってるパターンがありました


観葉植物が多めなのですが、ストレリチア、アローカシア、ドラセナ、さらにペチュニアやアイリスなどが続きました


植物の特徴やイメージを重ねて、言葉を重ねて終幕させるというものです



最近はそのパターンからはずれて、エンディングの後に「その後」を挿し込んで終幕するパターンが気に入ってます


今回の「レスさんとシンママちゃん」もメインヒロインとのお別れのあと、最後の最後に新天地での様子を少し覗かせて終わってます


「シャーク×ロストコロニー みにくいケイトはもう逃げない」でも同じパターンです

長い戦いが終わり、サメとの死闘は終わりました

お話しはそこで終わってもいいのですが、余韻として大司教の式典のシーンを締めくくりとして挿し込みました

大団円!という雰囲気です


さらにそれだけでは終わらず、

最後の最後にキャラクター全員で海にバカンスに出掛けている様子を挿し込んで、ホントに幕引きさせてます



自分の中では、この「最後の最後にエピローグを重ねていく」やり方が気に入ってます


ジブリアニメでもエンディング曲のところで、イラスト静止画により「その後のサツキとメイ」の様子が出ますよね、アレです、アレ

アレがやりたい(笑)


エンディングロールで「その後」をチラ見せしていって

ホントの最期に【おしまい】ってやつです



このストーリー上のエンディングに続いて余韻を書き加えるやり方は、書き終えた側にも余韻が残って、とても満足感が得られることに気が付きました


今回完結させることの出来た「レスさんとシンママちゃん」も余韻をうまく残せた事が自分の中でうまく消化できた、と達成感があります



今回の余韻はけっこう前から考えてあって、ラストシーンはこうしよう!幕引きはこのシーンを挿し込んでおしまいにしよう!と決めてありました


逆に「シャーク×ロストコロニー」の二段階のエピローグは書き殴りながらだったので、その場の勢いが止まらなかっただけ笑

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