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小説以外のひとりごと

第19章 コリドラスの産卵、そして孵化

「コリドラスの産卵、そして孵化」②


3回目の失敗は今を思えば生エサのやり過ぎだったのかもしれない



餓死しないように多めに生エサを与えていた


食べ残しもすぐには取り除かず

半日残しておいた


万が一空腹時にエサにありつけるように、と



それがそのまま仇となってしまったのかもしれない



朝にあげて、夜に取り除く毎日


そして夜に与え、朝に取り除く


再び朝にあげていく



食べ残しの撤退とエサやりを半日づつ、数日間繰り返した 


正直言って寝不足だ



たが、結果誰も生き残らなかった



稚魚が生エサを食べるとお腹がオレンジ色になるため空腹か、満腹かを視認できる


みなオレンジ色のお腹をしていたので、それなりに食べているようだった



それでも全滅した



食べてから死んでいるので餓死ではなさそうだ


そうなると水質悪化か、と思える


エサを残すということはそのケースの水は劣化しているということなのだろう


朝にあげた大量の生エサは夜にはすべて動かなくなってる


エサのあげ過ぎ、撤去まで放置し過ぎ


かと思われる



また、毎日の水換えも水質変化が続き耐えられなかったのかもしれない


ちょっと疲れたので作業いったん終了とさせる


別のケースで培養していた生エサの飼育も中断


残された生エサはカクレクマノミやコリドラス、グッピーたちに与える


春になってからまたチャレンジすればいいさ、と少し疲労感が残るタイミングで



何故か4回目の産卵を始めてしまっていた


仕方ない


今回も頑張ってみよう



さすがに連続産卵ともあって、採卵は少なかった


たぶん全部で100以下


今度こそ失敗をおそれない


再び以前のように隔離ケースを本水槽と接続し、水を循環させる


黒ひげ苔は残っているものの、水質とは関係なさそうだから


産卵から四日後


本日10匹くらいの孵化を確認した


出来るだけカビ卵を早めに撤去させる


さて、4回目はどうなることか


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