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カッコ悪い俺ら

第5章 エアコンと合鍵



颯太のアパートに着き――――…階段を上がると…



入り口付近で――――…誰かが言い争っているのが聞こえた…







「――――――わかったから!姉さんには俺から言っとく!!!早く――――帰れよ!」







俺は、ビクン!!と、固まった――――…




大声で……


誰かを部屋から遠ざけようとしている声は……




いつも……穏やかな――――…





颯太の声だった――――――――…





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