もうLOVEっ! ハニー!
第3章 追いかけてきた過去
お願い。
お願いお願い。
助けて。
頭が痛くなるほど脳内で叫ぶ。
下着が脱がされ、そこに指が這う。
太股を強く閉じても、開かされる。
触れた瞬間グチュリと音がした。
濡れている自分に失望する。
本当に、バカ。
こんなときすら。
何一つ思い通りになってくれないのですから。
「あ……んう」
これまで何人もの彼女さんをこうして抱いてきたんでしょうね。
クリトリスを撫でる指に狂わされる。
頭を振って、快感から逃れようとするが、全部無駄に終わる。
「そうそう。ずっと泣いてれば可愛いのに」
止まらない涙を舐められる。
熱い舌先が頬に触れただけで声が漏れてしまう。
なんで。
なんで、私は、早乙女つばるの下で裸になって弄られてるんでしょう。
こんな現実。
認められるはずがない。
ありえるわけがない。
何度も何度も目を瞑る。
夢から覚めろって。
だが、瞼に親指を押し当て開かされた。
潤んだ視界につばるの顔がある。
「夢じゃねえっての」
ほら。
心まで読まれてる。
「あぐっ」
指がナカに入ってきた。
散々濡らされたとはいえ、異物に全身が強ばる。
キツく締める私を冷笑する。
「どうせ俺の兄貴にもうヤられたんじゃねえの? こんな男ばっかの非正規寮に入った時点で遊ばれるのは目に見えてるだろ」
「な、に言って……ふ、あんッッ」
「それとも管理人?」
「いッッ、ああ、んん」
「お前の隣にずっといた三年生?」
「美弥さ、んがッッ……こんなこと、するわけ」
「あー。じゃああの赤髪か」
「誰も、あ、はっ……ない」
「へえ。お前みたいの誰も相手にしないか」
二本目の指を入れながら笑う。
加減なく掻き回すソレに意識が飛びそうになる。
腰が痙攣して、足の指先に力が篭る。
「はあうッッ」
「あはは。指でイクとはね」
ぶるぶると余韻に震える私にキスをする。
「でも処女じゃないんだから、お前って最低だな」
―姉と違って敏感なんだ。姉の彼氏にされて喘ぎまくって最低だね、かんなちゃん―
視界が定まらない。
お願いお願い。
助けて。
頭が痛くなるほど脳内で叫ぶ。
下着が脱がされ、そこに指が這う。
太股を強く閉じても、開かされる。
触れた瞬間グチュリと音がした。
濡れている自分に失望する。
本当に、バカ。
こんなときすら。
何一つ思い通りになってくれないのですから。
「あ……んう」
これまで何人もの彼女さんをこうして抱いてきたんでしょうね。
クリトリスを撫でる指に狂わされる。
頭を振って、快感から逃れようとするが、全部無駄に終わる。
「そうそう。ずっと泣いてれば可愛いのに」
止まらない涙を舐められる。
熱い舌先が頬に触れただけで声が漏れてしまう。
なんで。
なんで、私は、早乙女つばるの下で裸になって弄られてるんでしょう。
こんな現実。
認められるはずがない。
ありえるわけがない。
何度も何度も目を瞑る。
夢から覚めろって。
だが、瞼に親指を押し当て開かされた。
潤んだ視界につばるの顔がある。
「夢じゃねえっての」
ほら。
心まで読まれてる。
「あぐっ」
指がナカに入ってきた。
散々濡らされたとはいえ、異物に全身が強ばる。
キツく締める私を冷笑する。
「どうせ俺の兄貴にもうヤられたんじゃねえの? こんな男ばっかの非正規寮に入った時点で遊ばれるのは目に見えてるだろ」
「な、に言って……ふ、あんッッ」
「それとも管理人?」
「いッッ、ああ、んん」
「お前の隣にずっといた三年生?」
「美弥さ、んがッッ……こんなこと、するわけ」
「あー。じゃああの赤髪か」
「誰も、あ、はっ……ない」
「へえ。お前みたいの誰も相手にしないか」
二本目の指を入れながら笑う。
加減なく掻き回すソレに意識が飛びそうになる。
腰が痙攣して、足の指先に力が篭る。
「はあうッッ」
「あはは。指でイクとはね」
ぶるぶると余韻に震える私にキスをする。
「でも処女じゃないんだから、お前って最低だな」
―姉と違って敏感なんだ。姉の彼氏にされて喘ぎまくって最低だね、かんなちゃん―
視界が定まらない。