気持ちのいい恋
第13章 【最終章】気持ちのいい関係
「――――・・・リクの思いを聞いた時、俺はホッとしたんだ――――・・・
俺は、自分で自分の気持ちを押さえる事が出来ないから――――・・・春斗とあのまま続いていたら、俺は第2の涼太になってたいた気がするんだ」
俺は、カイの独占する愛を・・・見抜くことが出来なかった・・・
「――――・・・春斗さんは凄いよ
俺とカイの気持ちを知ってか知らずか・・・二人を求めたんだから・・・
そして、それは――――・・・正解だった!」
俺は再び握られた手に――――・・・暖かいものを感じた
「///いいの?二人とも・・・好きで?俺・・・凄くずるい・・・じゃん・・・
いいとこ取り過ぎて――――罰当たりそう・・・」
「///なら、三人で罰を受けようぜ――――・・・な?リク」
「うん――――・・・それなら、何も怖くないですね」
二人の手が俺の手に重なる――――・・・
重い――――・・・
これが・・・幸せの重さらしい――――・・・