
雨とピアノとノクターン
第11章 暗躍編:おかえり
Lucasからの帰り道、二人は小腹が空いたという鳴海の主張でとあるコンビニに入った。
「佐屋!アイスとプリン食いてぇなぁ」
「アイスとプリン両方買うってこと!?冗談だろ?」
鳴海は途端にふくれっ面になる。なんと言われようが既にアイスとプリンの両方を買って食べるつもりらしい。
「じゃあ、プリンだけだよ。アイスは絶対に太るからダメ」
「なんでだよ?おなじおやつじゃねーか?」
「アイスみたいにハイカロリーなものを夜中に食べちゃダメだよ」
仕方なく小さめのプリンを手に、鳴海は少し不満げな顔でレジカウンターにそれを置く。すると、コンビニ店員が小さく“あっ”と声を上げたので二人は目が合った。
「え?…もしかしてお前、佐屋が言ってた“ナルミ”ってヤツ?嘘みてぇ」
バーコードスキャナーを手に、驚いた顔をした店員は、コンビニのユニホームを着た大我だった。
「佐屋!アイスとプリン食いてぇなぁ」
「アイスとプリン両方買うってこと!?冗談だろ?」
鳴海は途端にふくれっ面になる。なんと言われようが既にアイスとプリンの両方を買って食べるつもりらしい。
「じゃあ、プリンだけだよ。アイスは絶対に太るからダメ」
「なんでだよ?おなじおやつじゃねーか?」
「アイスみたいにハイカロリーなものを夜中に食べちゃダメだよ」
仕方なく小さめのプリンを手に、鳴海は少し不満げな顔でレジカウンターにそれを置く。すると、コンビニ店員が小さく“あっ”と声を上げたので二人は目が合った。
「え?…もしかしてお前、佐屋が言ってた“ナルミ”ってヤツ?嘘みてぇ」
バーコードスキャナーを手に、驚いた顔をした店員は、コンビニのユニホームを着た大我だった。
