
🐝極甘ハニー🍯
第2章 こぶたと落とし穴
校舎の裏手にある道場には、案の定女子のグループが集まり賑やかになっていた。
「校舎から遠いのに――――…」
女子の追っかけパワーと言うのは凄いなぁ…。
隣に柔道と薙刀、更に奥には弓道の道場があるが――――…そっちは閑散としている。
「これって全員――――総君目当ての女子なんでしょうか?」
「多分ね――――、剣道に疎い俺ですら武藤総一郎君の名前は知っているからね…。彼の人気は兄の、武藤 祐一郎君と並んで有名だね」
やっぱり、祐君も総君も――――…凄いんだなぁ…。
「これじゃぁ、見学どころじゃないね?日を改めようか?」
道場に群がる女子の姿に怖じ気づいた僕は、先輩の提案に「そ、そうですね」と、承諾した。

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