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アルバ
「……ルナ…？」

アルバはルナの顔をそっと覗き込むと…

アルバ
(げっ!!マジで泣きそう!!
どうする俺!!)

ルナ
「平手打ち出来るワケないじゃない!!」
(もう色んな感情がぐちゃぐちゃよ!!
惚れた弱みってヤツよ!!
腹立つっていうか悔しいっていうか…
やっと会えて嬉しいっていうか…)

ルナは、やっと顔を上げ…
アルバの顔を見た…
瞬きすれば涙がこぼれ落ちそう…

陛下
(おい、おい!!アルバ!!お前、男だろ!!
惚れた女を泣かせるなよ!!何とかしろよ!!)

妃
(そうよ、そうよ～!!)

師匠・秘書
「…………」

アルバ
「!!…あっ、そうだ!!ルナ!!師匠は!?
師匠と一緒に居たんじゃないのか!?」

ルナ
「……ぐすんっ…師匠は先に仮病を使って
陛下の所に行ったよ。
気配は感じるけど…居ないみたい…」