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両想いへの道のり

第6章 救世主ッ!!

黒江
「えーっと…この先ずーっと、
このふたりの財布になるか、
俺に一華さんの荷物を半分くれるか…
どっちが良い…かな…?って」
(げっ!!俺、自分で何言ってんの!?
俺に一華さんの残りの人生をくれ…
みたいな…まるでプロポーズじゃんッ!!)

一華
「…………」
(えっ…?元旦那と今カノの財布に、
なるのは嫌だなぁ…
それなら師匠さんに、この荷物を
持って貰う方が断然良いに
決まってるじゃないッ!!)

黒江
「あのぉ…一華さん?」

一華       黒江
「嫌ですッ!!」  「えっ!?」

一華は師匠の瞳を真っ直ぐ見つめ…

一華
「もう、この
おふたりの財布になるのは嫌なんですッ!!」

一華は堂々と断言したッ!!

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