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真逆なふたり

第18章 風邪を引いたのは?

翠「38.5℃かぁ…あっくん、ごめんね…
  俺の風邪を移しちゃったね…」

葵は頬を紅く染め…
ベッドに身体を沈め…
おでこに冷えピタンを貼っていた…

葵「翠…移るに決まってるだろ…
  あんなに俺とベタベタしてたら…」

翠「だって…あっくんに…
  傍に居て欲しかったんだもん…」

葵「そんなに落ち込むな…」

翠「だって…あっくん…
  俺に酷い事を言ったから
  天罰が下ったんじゃない?」

葵「何だよ…いきなり…」

翠「"知恵熱だ"とか
  "エッチ以外、何も出来ない"とか
  言ってたじゃん…」

葵「それで落ち込んでるの?」

翠「…………」

葵「悪かったよ…じゃあ、折角だから
  翠の作った、お粥を食べさせて…」

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