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真逆なふたり

第5章 休み時間①

葵「そ、そうか…」
 (可愛いなぁ…てか何で色鉛筆ッ!?
 何に使うんだッ!?)

俺は葵に保健の教科書を渡し…
葵から英語の教科書を借りた…

翠「ありがとう!!葵の席も校庭の見える
  一番、後ろの席なんだね♪俺と一緒だぁ!!
  授業中、窓から手を振ったら
  分かるかもね♪」

葵「何しに学校に来てんだよ…てか、
  この保健の教科書ボロボロじゃね?
  初日で1限だけ使って…
  下の端っこの方…特にヤベェじゃん」

葵はページを開こうとしたら…

翠「ダメダメ~!!今は見ないでッ!!
  葵は2限目、保健の授業でしょ?
  それより休み時間ぐらい
  お喋りしようよ!!」

葵「はぁ?
  俺、日直だから黒板消しするから…」

翠「じゃあ、俺も黒板消し手伝うよ!!」

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