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好きになった理由

第3章 新たなライバル!?

鳴海「もう俺、締め切り間に合わねぇから
退散するぜ」

鳴海は、そう言うと2階へ行ってしまった…

岳「はい、はい…分かったよ…ありがとう」

和室に、ふたりきりになってしまった
岳と彩葉は平然を装ってはいるが…

岳は彩葉の隣に座り…

岳「彩葉…何処まで分かる?」

彩葉「ねぇ…
鳴海が言ってる締め切りって何?」

岳「ん?鳴海の事…知りたいの?」

彩葉「えっ!?別に…」

岳「鳴海は小説家、目指してるんだよ…」

彩葉「えっ!?そうなの!?」

岳「締め切り前になるとイラついてんの…
ごめんね…タイミング悪い時に
連れてきちゃって…」

彩葉「えっ!?全然、平気だよ…」

岳「本当に?」

彩葉「…馬鹿は…ちょっと傷付いた…」

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