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彩葉「ちょ、ちょっと何するのよッ!!」

俺は彩葉の腕を掴み歩き出した…
手首は…痛そうだから…

岳「手の甲…少し血が滲んでるよ…
保健室に行こうか？
ふたりでサボりましょう」

彩葉「えっ…!？こんなの、かすり傷だよ!!」

岳「俺に、とっては
かすり傷ではありません!!重症ですッ!」

俺と彩葉は保健室へ行き…
俺は彩葉の手を取り
彩葉の手の甲に消毒液を付けて終了…

彩葉「アンタって大袈裟ねッ」

そっぽを向く彩葉…

岳「そうかもね…手首は痛くない？」
(可愛いなぁ…)

彩葉「別に…名前…」

岳「えっ!？」

彩葉「何で私の名前、知ってるのよ!？」

岳「……あぁ…さっき先輩女子が"彩葉"って
呼んでたから…つい…」