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好きになった理由

第6章 彩葉の危機!!

岳「彩葉…頭、撫でて上げるね…」

岳は彩葉の耳許に囁きながら
優しく頭を撫でた…


岳は思った…遅くなってごめんね…


彩葉は掠れた声を振り絞り…

彩葉「岳…後ろ…危ない…」

岳は咄嗟に…身体が反応してしまい…

昔の勘が働いた…

岳は、何となく回し蹴り…

ガッシャーーーーン

窓硝子が割れる音…

岳「あっ…ヤバッ…金属バットだったんだ…
しかも裏ボスが居たとは…」

裏ボスは先輩女子だった…

いつも体育館の裏庭で彩葉に負けてた奴…

先輩女子「岳くん…何で私を振って
こんな女と付き合ってんのよ!!」

岳「…えっ!?そんだけの理由で
彩葉を追い詰めてたの?」

先輩女子「えっ…そんだけ…って…」

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