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好きになった理由

第7章 危機脱出

岳は彩葉を抱え…未だに気づいていない
雑魚共の間を、すり抜けた…

ギャラリー達の声援に雑魚共は
調子に乗って手を振ったりしている…

彩葉「ちょ、ちょっと…逃げるの…?」

岳「そうだよ?
今、第一優先は彩葉の身体だよ!!
大丈夫!!"逃げるが勝ち"って言うでしょ?」

岳は体育館の裏庭に
停めてあるバイクの元へ…

岳「げっ!!フェンスの鍵…
付けてたんだった…」

仕方なく岳はBOX型の大きなゴミ箱を
踏み台にして…

岳「彩葉…目を瞑って…
しっかり俺にしがみついてね…」

岳は思いっきり大ジャンプ!!

彩葉「えっ!!ちょ、ちょっと…!!」

岳「大丈夫!!俺、脚力には自信があるから!!」

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