
おとなの女性の為のえっちな恋愛カタログ
第5章 カタログ NO 4 とあるカップルの週末
「あれは…、雨宮の仕業だろ」
涙目の新婦の隣で
満面の笑顔の新郎の姿を見て
石黒がぼやく様に言った
その様子を見ていた他の
ブライダルフェアの参加者から
モデル披露宴とは思えな~いと言う声が
俺の耳にも聞こえて来ていて
いや そらそうだろうが
実際に演技じゃなくて
本物のサプライズ演出だからなぁ
嬉し涙を流す
新婦の雨宮ののかの姿を見てると
まぁ 一緒にちょっと間だけ
仕事をした間柄の相手でもあるし
まぁ俺も良かったとは思うが
そのサプライズの演出の後は
新郎新婦とのモニター中継は切れて
会場のスタッフがサプライズの
演出等にも相談に乗ってくれる旨を
マイクで説明をして来て
その中の例をと付け足して来た
会場からは海外でも対応できるのかと
質問があったりして
海外との中継も対応は
国が制限してる場合を除いては可能で
そうなると 世界中どこに居ても
結婚式に招待できるって訳か
「んで、ゆりか的にはどうなんだ?
ここの方が、リモートは強そうだぞ?」
「うん、そうだね。
神戸メリケンパーク
オリエンタルホテルは元々、
候補にしてた所だし。
さっき、実際のチャペルの中も
見学して、凄いいい感じだったから」
そう言って感想を語る
ゆりかの口ぶりからは
このホテルのブライダルフェアは
かなり好印象だったのだろう
プチ披露宴形式で食べた
フルコースは贅沢に
神戸牛のステーキに
フォアグラとキャビアまで乗っていて
フェアでの撮影の協力込みでも
このコース料理を
普通に食べたらいい値段するよなぁと
思いつつに 石黒が
食べやすい様にナイフでそれをカットして
口に運んで居ると
ニコニコしながらこっちを
ジッと見ている ゆりかと目が合って
「じろじろ見んな。
飯、食いにくいだろうがよ」
「石黒さんの食べ方、綺麗だなって」
一見するとぶっきらぼうで
粗野な感じな印象を受けがちな彼だけど
その所作はスマートだ
「見てんじゃねぇ、減る」
「ええ~?食べたら減るけど、
見てるだけじゃ減らない…よ~」
「減る、見んな。減る」
「ちぇー、つまんないのぉ~。
でも、5つ星のレストランだけあって。
お料理も、間違いないから、
きっと招待したゲストも喜んでくれるよ。
頼んだら、コースもフレンチじゃなくて
和食の懐石にも出来るみたいだよ?」
涙目の新婦の隣で
満面の笑顔の新郎の姿を見て
石黒がぼやく様に言った
その様子を見ていた他の
ブライダルフェアの参加者から
モデル披露宴とは思えな~いと言う声が
俺の耳にも聞こえて来ていて
いや そらそうだろうが
実際に演技じゃなくて
本物のサプライズ演出だからなぁ
嬉し涙を流す
新婦の雨宮ののかの姿を見てると
まぁ 一緒にちょっと間だけ
仕事をした間柄の相手でもあるし
まぁ俺も良かったとは思うが
そのサプライズの演出の後は
新郎新婦とのモニター中継は切れて
会場のスタッフがサプライズの
演出等にも相談に乗ってくれる旨を
マイクで説明をして来て
その中の例をと付け足して来た
会場からは海外でも対応できるのかと
質問があったりして
海外との中継も対応は
国が制限してる場合を除いては可能で
そうなると 世界中どこに居ても
結婚式に招待できるって訳か
「んで、ゆりか的にはどうなんだ?
ここの方が、リモートは強そうだぞ?」
「うん、そうだね。
神戸メリケンパーク
オリエンタルホテルは元々、
候補にしてた所だし。
さっき、実際のチャペルの中も
見学して、凄いいい感じだったから」
そう言って感想を語る
ゆりかの口ぶりからは
このホテルのブライダルフェアは
かなり好印象だったのだろう
プチ披露宴形式で食べた
フルコースは贅沢に
神戸牛のステーキに
フォアグラとキャビアまで乗っていて
フェアでの撮影の協力込みでも
このコース料理を
普通に食べたらいい値段するよなぁと
思いつつに 石黒が
食べやすい様にナイフでそれをカットして
口に運んで居ると
ニコニコしながらこっちを
ジッと見ている ゆりかと目が合って
「じろじろ見んな。
飯、食いにくいだろうがよ」
「石黒さんの食べ方、綺麗だなって」
一見するとぶっきらぼうで
粗野な感じな印象を受けがちな彼だけど
その所作はスマートだ
「見てんじゃねぇ、減る」
「ええ~?食べたら減るけど、
見てるだけじゃ減らない…よ~」
「減る、見んな。減る」
「ちぇー、つまんないのぉ~。
でも、5つ星のレストランだけあって。
お料理も、間違いないから、
きっと招待したゲストも喜んでくれるよ。
頼んだら、コースもフレンチじゃなくて
和食の懐石にも出来るみたいだよ?」
