無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

後ろから來未の口を
すっぽりと覆って塞いでいる
宇梶の手の力がフッと緩んで　

「……？」

後ろを振り返ろうとすると
前から両方の頬を押えられて
後ろを振り返るなと言いたげに
石黒の方を向かされてしまう

左の耳元から宇梶の声が聞こえて

「なぁ、アンタのさ、恥ずかしい
やらし…い声…を、
周りに聞かれたくねぇんだろ？
んじゃ、いい子ちゃんは、
どうすりゃいいかって事ぐらいはさぁ
俺が言うまでもなくね？違った？」

ツンツンとココ　ココと
言いたげにして　宇梶が指先で
來未の唇をなぞって来て

行動を強要されている事に
ゾクゾクと背筋が支配の糸に
絡め取られて行くのを感じて震える

「震えてんの…？可愛い…」

「…っ、は…んぅ…！」

思わず　そのいい声で
可愛いだなんて言われてしまって
大きな声を出してしまいそうになったのを

口の中に押し込まれた２本の指に塞がれて
声になる前に殺されてしまう

ヌルヌルと宇梶の長い指が
舌と口の中を蹂躙して来て
更なる支配の糸がその触れている
舌から絡みついて来るみたいに感じる

声にならない声を上げそうになって

宇梶が撫でていた左の太ももにあった手が
そのままショーツの上から陰列を撫でて来て
ビクッと身体を思わず強張らせる

ん…もう　声…ッ

そんな事されちゃ…出ちゃう

正面から石黒の手が
來未の左の胸の先を
左側から獅堂の手が
來未の右の胸の先を
同時にきゅっと摘まんで来て

あっちもこっちも…　ダメッ

そんな風にされちゃったらッ

もう…　それだけで…ッ

全身を快感が増幅しながら
それぞれの触れている場所から
來未の脳へと向けて駆けあがって来て

ああっ　もう…　こんなの…ッ

イ…ちゃう…ッ

すぐ　近くに…人が居る…のにっ

こんな所でっ　こんな風にされて

イ…ッ　ちゃいそう…になってるっ

ダメっ　こんな所で…

「イきそ…なんでしょ？」

「ん、そうなのか?なら…、
そうなりやすい様に、…手伝わねばな」

手伝う…って何するの…？

これ以上の事…？

後ろから支えられている
宇梶の身体と來未の背中の間に
獅堂が左手を差し込んで来て
そのままお尻をナデナデと撫でつけられて

ガクガクと膝が更なる快感に震える

気持ちイ…イ…ッ