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おとなの女性の為のえっちな恋愛カタログ

第1章 カタログNo 1 イレギュラールーティーン

目の前の慶斗が
にっこりと微笑んで来て

「なら、…確かめていい?
俺の思い過ごしかどうか
俺だけだよな?しながら、
ほのかに、そう言うのが
許されているのは、違ったか?」

そのまま 抱きしめるように
身体に腕を回されて
ギュウウっと抱きしめられる

その腕に込められて力から

慶斗の気持ちが流れ込んでくるみたい

彼の抱擁に応じるようにして
自分も彼の肩に腕を回してすがりつく

「うん、そうだよ?
ンんッ、慶斗だけ…だよ?
んんっ、私に…こうしていいのっ、は、
あっ、慶斗…だけ、んんっ、
ずっと……そうだから、ずっと…ッ」

自分の胸の中にある
慶斗の事が好きって気持ちが……
自分の身体の中に留めておけなくて

ズンズンッ…と
抱きしめられながら中を
彼のモノで何度もかき回されて

「可愛いっ……な、ほのかは……。
ほのか、好きだ…、君が、好きだっ…」


あれ?

でも…前に 慶斗…

付き合ってるから……って

好きだとか 愛してるって言うのって

苦手だし…

あんまり…好きじゃないって

言ってた……よね?

でも…… どうして 今日は

可愛いも……沢山言うし……

好きも… 言ってくれるの?


ああ そうか

そうだったんだって


彼の この言葉で 気が付いて


生まれ変わりたい…… の意味

今日を 彼が

特別な日にしたいって思ってた意味……


いろいろなしがらみに囚われない……


ありのままの 自分で…

可愛いも 好きも… 愛してるも…

言いたかった から…なのか…な


彼の唇にほのかが
自分から唇を寄せて

そのまま キスをする

「慶斗……、私もっ……。
慶斗が好き……だよ?大好き…」

私のその言葉を聞いて
彼が目を少し見開いたと思うと

それからふっと笑って

「全く、ほのか。
俺は、……君は敵わない…な。
ほのか、さっきも言ったのに
…また、君にそう言いたく……
なってしまってるんだから…な」


イレギュラー

そう イレギュラーなんだ


俺の レギュラーしかない

退屈な日常を

塗り替えて 変えて行ってしまうのは


いつだって ほのか 君なのに……


そう… 君の存在…その物が…

俺にとって…のイレギュラーでしかなくて

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