おとなの女性の為のえっちな恋愛カタログ
第1章 カタログNo 1 イレギュラールーティーン
風呂場から私が大きな声で呼んだので
騒々しいとも言いたげに
彼が浴室まで来て
「どうかしたの?
そんな大きな声を出して…何?」
「見て見て!ここのお風呂っ。
照明が室内と、浴槽内にあるの
それも色が変えられるんだってばっ。
色合いが色々あるし、こうしたら
お風呂の中まで真っ赤になるの」
ポンッと頭に手を置かれて
なでなでと撫でられてしまった
「君が、喜んでくれてるなら
俺としても今日は、
ここに来てよかったけどな」
「でも、どうして…今日は
いつも通りじゃない事ばっかりなの?」
「聞きたいか?
なら、飲みながら…話そう」
お湯張りは自動で止まる水栓だったから
放って置いたとしても
溢れたりはしないだろうけど…
ピンポーンとインターホンが鳴って
注文した飲み物が届いた
ソファの背もたれに
慶斗が寄りかかって座ると
自分の足の間に座る様に
私に促して来て
そこに収まる様に座ると
後ろから手を回される
後頭部に彼の顔がある気配がして
嗅がれてる…のがわかる
「ほのかの匂い…、落ち着くな」
「またそうやって、人の頭の匂い嗅ぐ…」
「いいだろう?…そうしたいんだから…
それとも、嫌か?」
そんな事をされて もう頭洗ってないし
汚いから止めてって止めていた時期は
もうとっくに済んでいたし
「でも、シャンプー変えれない…」
「変えてくれてもいいけど?
俺が嗅いでるのは…、君の…」
むにっとその変な事を言い出しそうな
口をほのかが自分の手で塞いだ
手首を掴まれて
口を塞いでいた手を外されると
チュっと指先にキスをされる
そのまま 何度か指にキスをされて
ペロッと舌を這わされる
「もう、…慶斗。…まだ飲んでない」
「ああ、そうだな…今じゃないと
氷が溶けてしまって、不味くなるな」
そう言って慶斗がテーブルの上の
ほのかの注文した
モスコミュールのグラスを取ると
グラスをほのかの手に握らせる
グラスを持っている手の上から
その手を重ねて来て
指先でつつつーと指を撫でて行く
厭らしさを 彼に感じてしまって
ーーーーーーーーーーー
モスコミュール
どこにでもあるポピュラーなカクテル。
ウォッカのベースにライム果汁と
ジンジャエールが入ってる。
アルコール度数はスクリュードライバー位。
口当たりが良くこちらも、レディーキラー。
騒々しいとも言いたげに
彼が浴室まで来て
「どうかしたの?
そんな大きな声を出して…何?」
「見て見て!ここのお風呂っ。
照明が室内と、浴槽内にあるの
それも色が変えられるんだってばっ。
色合いが色々あるし、こうしたら
お風呂の中まで真っ赤になるの」
ポンッと頭に手を置かれて
なでなでと撫でられてしまった
「君が、喜んでくれてるなら
俺としても今日は、
ここに来てよかったけどな」
「でも、どうして…今日は
いつも通りじゃない事ばっかりなの?」
「聞きたいか?
なら、飲みながら…話そう」
お湯張りは自動で止まる水栓だったから
放って置いたとしても
溢れたりはしないだろうけど…
ピンポーンとインターホンが鳴って
注文した飲み物が届いた
ソファの背もたれに
慶斗が寄りかかって座ると
自分の足の間に座る様に
私に促して来て
そこに収まる様に座ると
後ろから手を回される
後頭部に彼の顔がある気配がして
嗅がれてる…のがわかる
「ほのかの匂い…、落ち着くな」
「またそうやって、人の頭の匂い嗅ぐ…」
「いいだろう?…そうしたいんだから…
それとも、嫌か?」
そんな事をされて もう頭洗ってないし
汚いから止めてって止めていた時期は
もうとっくに済んでいたし
「でも、シャンプー変えれない…」
「変えてくれてもいいけど?
俺が嗅いでるのは…、君の…」
むにっとその変な事を言い出しそうな
口をほのかが自分の手で塞いだ
手首を掴まれて
口を塞いでいた手を外されると
チュっと指先にキスをされる
そのまま 何度か指にキスをされて
ペロッと舌を這わされる
「もう、…慶斗。…まだ飲んでない」
「ああ、そうだな…今じゃないと
氷が溶けてしまって、不味くなるな」
そう言って慶斗がテーブルの上の
ほのかの注文した
モスコミュールのグラスを取ると
グラスをほのかの手に握らせる
グラスを持っている手の上から
その手を重ねて来て
指先でつつつーと指を撫でて行く
厭らしさを 彼に感じてしまって
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モスコミュール
どこにでもあるポピュラーなカクテル。
ウォッカのベースにライム果汁と
ジンジャエールが入ってる。
アルコール度数はスクリュードライバー位。
口当たりが良くこちらも、レディーキラー。