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コンビニエンス好きな女

第1章 コンビニエンス好きな女…

 ⑭

「セックスパートナー?…」

 そう彼氏、彼女では無く、セフレともまた違う関係…

「うん、そうねぇ、あ、例えばこの彩ちゃんは…」

 わたしの、いわゆるレズビアンの相手よね…

 それにまた、わたしの不動産会社の優秀な秘書兼女子社員というビジネスパートナーでもある…

 だから、総じてパートナー、つまりレズビアンセックスパートナー…

 そしてお互いを決して縛ったり、束縛はしない…

 つまりこれがわたし達の言う意味でのセックスパートナーということなの…

「だから彩ちゃんには隣の2014号室に住んでもらっているのよ」

「え、あ、そんなぁ…
 住んでもらっているなんてぇ…」
 彩ちゃんは謙遜してきた。

「そして今夜、キミも合格した…
 つまりは、わたしのメガネに叶ったってことにかるから…」

 もしも、キミがイヤではなかったら…

 隣に住んでもらってぇ、これからセックスだけでなく色々な意味でのパートナーとして…

「お付き合いをしたいかなぁ…ってね」


「あ、え…」

 なんて夢のような誘いなんだろうか…

「どうかしら?」

「あ、はぁ、はい…」

 あまりにも夢のよう過ぎて…

 どう返事をしてよいやら…

 迷い、いや、戸惑っていたのだ。

「こ、この僕が…」
 
「うん…
 だってぇ、若くてかわいいから…」
 と、オーナーはそう言い。

「はい、かわいいですねぇ」
 彩ちゃんもそう言ってくる。

「今は、大学生なんだから、コレで充分よ」

「そうですねぇ…」

 なんか急に、また、再びドキドキしてしてしまう…
 だって、もしもパートナーとなったのなら、オーナーだけでなくはなく、また、今夜みたいに彩ちゃんともこうした3P的に絡む訳だから。

「あっ、ちなみに…」
 
 すると彩ちゃんは…

「ちなみに、コンビニの店長もパートナーですよ…」
 そう言ってきたのだ。

「え、店長も?」

 コンビニの店長は40歳くらい…

「ええ、そうよ…」

 だってぇ、コンビニ経営したいって云うからぁ…
 やらせてあげたのよ…

 まさかの事実である…

「あと、このマンションのテナントの…」

 美容室兼エステサロン…

 歯医者…

 24時間スポーツジム…

「それらの店長は皆さんオーナーのパートナーです…」

「うわ、そ、そうなんですかぁ…」



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