お人好しは何かと巻き込まれる
第3章 初めてをあなたと
「本当に…いいのか?」
引き返すならこれが最後だというように
もう一度ルシアリアの意思を確認する。
「うん!フォルト、私の初めてを
もらって!」
変わらない決意にフォルトは
はあぁぁーと大きくため息を吐いて
自分を落ち着かせる。
「せっかくの初めてがこんな場所だなんて
……ごめんな」
「な!なんでフォルトが謝るの?
私から言った事なのに」
「俺が男だから」
「なにそれ」
「もういいから黙ってろ」
そう言ってフォルトからの口づけが
そっと降り注いだ。
重なる熱い唇。
何度も軽く啄まれる。
ルシアリアは目をギュッとつぶって
口づけに応える。
「んっ ん」
「ルア?…息してる?」
「…ぷはっ はぁ はぁ …んんっ」
つい力が入って息を止めていたルシアリアに
呼吸をさせてから開いた唇に舌を
絡めて吸い付く。
経験のない激しい口づけに、
逃げて行こうとするルシアリアの
後頭部を支えて逃げ道をなくす。
引き返すならこれが最後だというように
もう一度ルシアリアの意思を確認する。
「うん!フォルト、私の初めてを
もらって!」
変わらない決意にフォルトは
はあぁぁーと大きくため息を吐いて
自分を落ち着かせる。
「せっかくの初めてがこんな場所だなんて
……ごめんな」
「な!なんでフォルトが謝るの?
私から言った事なのに」
「俺が男だから」
「なにそれ」
「もういいから黙ってろ」
そう言ってフォルトからの口づけが
そっと降り注いだ。
重なる熱い唇。
何度も軽く啄まれる。
ルシアリアは目をギュッとつぶって
口づけに応える。
「んっ ん」
「ルア?…息してる?」
「…ぷはっ はぁ はぁ …んんっ」
つい力が入って息を止めていたルシアリアに
呼吸をさせてから開いた唇に舌を
絡めて吸い付く。
経験のない激しい口づけに、
逃げて行こうとするルシアリアの
後頭部を支えて逃げ道をなくす。