お人好しは何かと巻き込まれる
第17章 勘違い
「しばらくあなたを、ここに隠して
ギーニに頭を冷やすようにさせようと
思って遠くに連れてきたのだけど
まさか盗賊がこの洞窟にいるなんて
思わなくて…ごめんなさい」
シュンと項垂れ本当に反省しているようだ。
「…ううん。…盗賊から助けてくれて
ありがとう」
「それより私とすぐ来てあなたの恋人を
止めてほしいの。
あなたにしか止められないって聞いて…」
「フォルトがどうかしたの?」
シェーラの様子にただならぬ雰囲気を
感じてフォルトが心配になる。
「あなたの恋人は大丈夫よ。それより
ギーニが殺されちゃうわ。早く助けて」
今にも泣き出しそうなシェーラ。
「わかった、すぐ行く。けど近くに
女の子が隠れてるからその子も
連れていっていい?」
「さっき入り口にいた子ね?
いいわよ。さぁ、早く!」
シェーラも了承して女の子を
連れて3人で洞窟を抜け出した。
ギーニに頭を冷やすようにさせようと
思って遠くに連れてきたのだけど
まさか盗賊がこの洞窟にいるなんて
思わなくて…ごめんなさい」
シュンと項垂れ本当に反省しているようだ。
「…ううん。…盗賊から助けてくれて
ありがとう」
「それより私とすぐ来てあなたの恋人を
止めてほしいの。
あなたにしか止められないって聞いて…」
「フォルトがどうかしたの?」
シェーラの様子にただならぬ雰囲気を
感じてフォルトが心配になる。
「あなたの恋人は大丈夫よ。それより
ギーニが殺されちゃうわ。早く助けて」
今にも泣き出しそうなシェーラ。
「わかった、すぐ行く。けど近くに
女の子が隠れてるからその子も
連れていっていい?」
「さっき入り口にいた子ね?
いいわよ。さぁ、早く!」
シェーラも了承して女の子を
連れて3人で洞窟を抜け出した。