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お人好しは何かと巻き込まれる

第19章 2ラウンド目

しばらく余韻を楽しんでルシアリアの腰を
引いて下に寝ているフォルトの上に
寝かせてペニスを引き抜く。

引き抜く感覚にビクビクッと身体が
反応するが力が入らず下にいるフォルトに
身を預ける。

「もうへばったの?まだまだ俺達は
足りないよ?」

胸の上にいるルシアリアの頭を撫でながら
熱くなってる体も一緒に撫でる。

イッたばかりで敏感になっており
体を撫でられただけでまたもビクッと
反応してしまう。

力の入らないルシアリアの左手を取って
誘淫の印を確認する。

「本当だ。少しまた薄くなってる。
こんな解除の方法なら喜んでするね」

「朝までしたら印が消えるかな?」

「朝まで!?」

脱力していたルシアリアがその言葉に
パッと顔を上げる。

「朝までなんて…無理だよ~」

今でさえ疲れて体に力が入らないのに
朝までなんて絶対無理である。

「でも誘淫の印、早く消さなきゃね」

「……はい」

「なら頑張れるところまで頑張ろう?」

「う……うん」

誘淫の印を消す為に仕方なく頷くが
長く保つ自身はない。

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