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お人好しは何かと巻き込まれる

第4章 ヤキモチ

「薬が効いてくるだろうから
ゆっくり休んでね」

母に薬草を飲ませる事ができて
ホッと一息つくルシアリア。

「そうだ!今日はフォルトが村に
帰ってきたんだよ!今から村で
帰ってきた祝杯をあげるって」

「そう、良かったわね。
母さん大丈夫だからルアも行っておいで」

「でも…」

「大丈夫。フォルトもルアが
来てくれるのをきっと待ってるわ」

薬草を飲んだからか、いつもより顔色が
良く見える。

夕飯も先程作って薬草を飲む前に
食べたばかりだからルシアリアがする
事は特にない。

「うん!じゃあ、行ってくるね」

食器を片付け、村の広場に向かう。


村の広場には即席のテーブルやイスが
セッティングされてたくさんの食事や
酒が次々と用意されているところだった。

フォルトはみんなに囲まれ
これまでの事をみんなと話しているようだ。

ルシアリアも宴の手伝いに参加する。

ある程度出料理が揃ったところで
村長が乾杯の音頭をとって
賑やかな宴が始まった。



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