はい。もしもし、こちら、夫婦円満本舗です。
第7章 『静と言う名の女とオムライス』
邪魔者でしかない僕なんて、放っておいて
親父と2人でデートでもなんでも
好きにして、出掛ければいいのに。
週末になると、自分は夜に仕事があるのに。
僕と親父と3人で…
出掛けたがる変わった女だった。
最初は出入りする様に、なっていた静も。
1泊、2泊と家に泊る様になって。
いつの間にか、家で一緒に暮らす様になっていた。
その頃には…僕は11歳になって居て。
小学校の5年生…になって居た。
僕が…学校から貰った、授業参観のプリントを
ぐしゃぐしゃに丸めてゴミ箱に捨てていたのを
静が掃除の時に見つけて拾っていた様で。
誰も来ないと思って居た、小学校の
授業参観に静がスーツ姿で現れた。
静にはその話はして居かったから、
僕も静が来た時は驚いたのだが。
にこっと…その顔が笑顔になって。
『えへへ…、仁君の学校、来ちゃった♪』
そう言って、静かがウインクをしながら、
ペロッと舌を出した時にザワッと
5年の教室に、ざわめきが起きた。
親父と2人でデートでもなんでも
好きにして、出掛ければいいのに。
週末になると、自分は夜に仕事があるのに。
僕と親父と3人で…
出掛けたがる変わった女だった。
最初は出入りする様に、なっていた静も。
1泊、2泊と家に泊る様になって。
いつの間にか、家で一緒に暮らす様になっていた。
その頃には…僕は11歳になって居て。
小学校の5年生…になって居た。
僕が…学校から貰った、授業参観のプリントを
ぐしゃぐしゃに丸めてゴミ箱に捨てていたのを
静が掃除の時に見つけて拾っていた様で。
誰も来ないと思って居た、小学校の
授業参観に静がスーツ姿で現れた。
静にはその話はして居かったから、
僕も静が来た時は驚いたのだが。
にこっと…その顔が笑顔になって。
『えへへ…、仁君の学校、来ちゃった♪』
そう言って、静かがウインクをしながら、
ペロッと舌を出した時にザワッと
5年の教室に、ざわめきが起きた。