はい。もしもし、こちら、夫婦円満本舗です。
第3章 『中折れの天野様夫婦』
『その…お二人のご様子ですと…、
あの後…、滞りなく行ったご様子で。
僕としましても、この左の頬を
わざわざ腫らした甲斐がありましたよ…、
美弥さん、良かったですね』
美弥は…もじもじと、
恥ずかしそうにしながら。
自分のスカートを太ももの上の所で
皺になりそうな程、ぎゅっと握りしめていて。
恥ずかしそうにしながらも、
嬉しそうな表情を
美弥がしているのは
茂木の目で見ていても分る。
美弥が自分の隣に座って居る、
夫である聡の方を見つめていて。
その視線には、夫である
聡に対する愛情で溢れていた。
「はい、ありがとうございますした。
お陰様で…、私達夫婦の溝が
埋まった様な…気がします…」
「あの…、茂木さん…、
先程は…すいませんでした…ッ」
ゴンっと…聡が頭を下げた時に
テーブルの天板で額をぶつけた様で。
鈍い音がしたのだが、謝りながら頭を下げて来て。
『良いんですよ。
天野さん…顔を上げて下さい。
奥様の事…、もう…これい以上は…
無理って泣かれるぐらい…に、
抱いて…愛してあげて下さい。
いつもでしたら、ご希望に合わせて…
寝取りもするんですけど、
それは…ご主人のご希望と
奥様のご希望がある場合にしてるので。
今回は…こちらも、聡さんに
荒治療を…してしまったので…。
謝るのは…こちらの方です…、
すいませんでした…』
頭を下げたままの聡に合わせる様にして
ゴンっと音がする程、茂木が頭を下げて。
男二人がテーブルに額を押し付けているのを、
女二人が見ている奇妙な光景になって居たのだが。
『それより…、この話をしに
わざわざ、こちらに寄って…来られたのですか?』
あの後…、滞りなく行ったご様子で。
僕としましても、この左の頬を
わざわざ腫らした甲斐がありましたよ…、
美弥さん、良かったですね』
美弥は…もじもじと、
恥ずかしそうにしながら。
自分のスカートを太ももの上の所で
皺になりそうな程、ぎゅっと握りしめていて。
恥ずかしそうにしながらも、
嬉しそうな表情を
美弥がしているのは
茂木の目で見ていても分る。
美弥が自分の隣に座って居る、
夫である聡の方を見つめていて。
その視線には、夫である
聡に対する愛情で溢れていた。
「はい、ありがとうございますした。
お陰様で…、私達夫婦の溝が
埋まった様な…気がします…」
「あの…、茂木さん…、
先程は…すいませんでした…ッ」
ゴンっと…聡が頭を下げた時に
テーブルの天板で額をぶつけた様で。
鈍い音がしたのだが、謝りながら頭を下げて来て。
『良いんですよ。
天野さん…顔を上げて下さい。
奥様の事…、もう…これい以上は…
無理って泣かれるぐらい…に、
抱いて…愛してあげて下さい。
いつもでしたら、ご希望に合わせて…
寝取りもするんですけど、
それは…ご主人のご希望と
奥様のご希望がある場合にしてるので。
今回は…こちらも、聡さんに
荒治療を…してしまったので…。
謝るのは…こちらの方です…、
すいませんでした…』
頭を下げたままの聡に合わせる様にして
ゴンっと音がする程、茂木が頭を下げて。
男二人がテーブルに額を押し付けているのを、
女二人が見ている奇妙な光景になって居たのだが。
『それより…、この話をしに
わざわざ、こちらに寄って…来られたのですか?』