はい。もしもし、こちら、夫婦円満本舗です。
第1章 夫婦円満本舗
俺は…、美弥がそれに…不満を持って
他所で…他の男でも…作ってくれればと。
その…治療をしようと言う彼女に…対して
そんな物必要ない無駄だと
わざと…冷たく当たる様になって居た。
そう…俺達は…少しずつ…
夫婦としても…すれ違って行って…。
ついに…今日…、俺は…離婚を…
妻から言い渡される日が…来たと…。
そう思って居た…のだが…。
「聡、ここだよ…。夫婦円満本舗さん」
そう言って…ある1軒のビルの前で
美弥がその足を止めた。
家庭裁判所でも…、市役所でもなく。
弁護士事務所…でも無い様だった。
離婚の2文字をずっと頭に思い描いていた俺が
思っても居ない様な…そんな言葉を言って来た。
「あのね、お友達に聞いたんだけどね。
友達の夫婦も…あっちが…お仕事忙しくて、
すれ違いがちで…上手く行って無かったんだって。
でも…、ここに相談して…今は…ラブラブだよって。
私がずっと…落ち込んでて元気ないみたいだから、
ダメ元でも…相談だけでもしてみたら?って、
その子が、ここを教えてくれたの」
「ちょっと…待ってくれ…俺は…」
EDの治療はしないと…ずっと言ってたから、
ここもそんな類なのだろうと…断ろうとしたら。
ギュッと美弥が俺の手を握って来て。
「大丈夫、聡。ここは病院じゃないから。入ろ」
他所で…他の男でも…作ってくれればと。
その…治療をしようと言う彼女に…対して
そんな物必要ない無駄だと
わざと…冷たく当たる様になって居た。
そう…俺達は…少しずつ…
夫婦としても…すれ違って行って…。
ついに…今日…、俺は…離婚を…
妻から言い渡される日が…来たと…。
そう思って居た…のだが…。
「聡、ここだよ…。夫婦円満本舗さん」
そう言って…ある1軒のビルの前で
美弥がその足を止めた。
家庭裁判所でも…、市役所でもなく。
弁護士事務所…でも無い様だった。
離婚の2文字をずっと頭に思い描いていた俺が
思っても居ない様な…そんな言葉を言って来た。
「あのね、お友達に聞いたんだけどね。
友達の夫婦も…あっちが…お仕事忙しくて、
すれ違いがちで…上手く行って無かったんだって。
でも…、ここに相談して…今は…ラブラブだよって。
私がずっと…落ち込んでて元気ないみたいだから、
ダメ元でも…相談だけでもしてみたら?って、
その子が、ここを教えてくれたの」
「ちょっと…待ってくれ…俺は…」
EDの治療はしないと…ずっと言ってたから、
ここもそんな類なのだろうと…断ろうとしたら。
ギュッと美弥が俺の手を握って来て。
「大丈夫、聡。ここは病院じゃないから。入ろ」