はい。もしもし、こちら、夫婦円満本舗です。
第21章 『白鳥美幸のその後』
『僕には…
お断りする理由はありませんよ。
これも…僕の仕事の一環ですし、
美幸さんは…
夫婦円満本舗のお得意様ですから。
これからも…茂木仁と
夫婦円満本舗を御贔屓に。
個人製作のAVの撮影でも、
後腐れのない3Pの竿役にでも
…呼んで貰えればお伺いしますよ』
ふふふふ…と仁の言葉に美幸が笑って。
「もう、仁君ったら、
ほんと…、商売上手なんだから」
『お陰様で…、僕とあの助手が
食べて行く分には余裕がある位の
稼ぎはさせて貰ってます…んでね』
「ねぇ…仁君…もう1回…したいわ…」
『ええ、勿論、構いませんよ?
もう…1回でも2回でも…
今夜の僕は…
美幸さんの…買い切りですからね』
その夜は…
美幸と本陣で熱い夜を過ごした。
僕と美幸さんの…曖昧な関係は…、
この先も…続くの…かも知れない。
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濃密な…1夜を終えて、
近くのカフェでモーニングをして。
美幸を家まで送って同伴外出は終わった。