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はい。もしもし、こちら、夫婦円満本舗です。

第25章 『ちょっと早いクリスマスプレゼント』




『あるよ、ニジマス釣りもしたしね…』

「ニジマス?釣…り…ですか?」

『ん?真奈美ちゃん知らないの?
まぁ温泉街の中心地からは、
ちょっとだけ離れてるけど…
あるんだよ、ニジマス釣り出来る所が
明日行く?ここからなら
車で5分も掛からない場所だからさ』

「真奈美…お魚釣りはした事ないです…」

『そうなの?…じゃあ、して行こうよ
有馬の温泉街の食べ歩きが出来るお店は
大体9時から営業してるからさ』

自分の身体に寄りかかっている
真奈美ちゃんの身体の柔らかさとか
体温が…浴衣越しに伝わって来る。

「釣り…、楽しみ…です……」

そのまま…こっちの身体に
もたれ掛ったままで…、
真奈美ちゃんは寝てしまったみたいだ。

『おやすみ…、真奈美ちゃん』

その夜は…そのまま仁も、
眠りに就く事にした。


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