テキストサイズ

はい。もしもし、こちら、夫婦円満本舗です。

第31章 『決戦は土曜日に…第一部』


僕も…スーツを着るから、
フォーマルな場所に相応しい
ぴしっとしたセットをして貰って。

「ほら…、見てごらんよ。仁。
凄いいい男が居ると思わない?
仁って、目黒連似てるって
昔からよく言われてたけど…
僕は…仁の方が…イケメンだと思うけどね」

『そりゃどうも…どうせだったら』

「あはははは~。僕じゃなくて
可愛い女の子に言われる方が
仁も嬉しいよね?だって、
仁の助手さん。どうかな?今日の
仁の仕上がりは。100点満点中何点?」

真奈美ちゃんから300点って言う
100点満点を通り越した
凄い数字で評価して貰って。

今日のセットの料金は
無料でいいよ~って
薫にヘアサロンの前で
手を振って見送られて。

夫婦円満本舗の車に乗って
北野の異人館街に向かった。
旧レイン邸宅が用意している
駐車場もあるけど、旧レイン邸宅から
アクセスのいいコインパーキングに
乗って来た車を駐めて。
必要な…荷物を持って車を降りると
坂の多い…場所を歩いて移動する。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ