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高校生の闘病日記

第7章 8/7 怖い

8/7(日) 0:00

夜中だけどまだ起きてます。

部屋移動してナースステーションから遠くなったおかげで、看護師さん入ってくる頻度だいぶ減ったから、寝たふりで誤魔化せてると思う。




ちなみにあれからずっと眠れてない。

友達とLINEして気を紛らわせてたけど、どうしても友達と今の自分比べちゃって、虚しくなるだけだったから、寝るねーって言って終わらせちゃった。



病気のこと、学校のこと、家族のこと。

考え出したら止まらなくて、、、


悲しくなって、怖くなって、寂しくなって、苛立って。1人でいろんな感情と向き合って。




明日の検査って何やるんだろう、痛いのかな?苦しいのかな?

手術いつなんだろう、大変そうだな。

半年入院って、私学校辞めなきゃかな?





お母さん、いつ会いに来てくれるかな。


記録して文字にしてみると、
自分の置かれてる状況が不幸すぎて、自分で自分のことが可哀想になる。流石に可哀想すぎ。



考えてもどうしようもないってことは分かってるんだかど、やっぱり1人になると考えちゃうんだよね。


はー。家に帰りたいな。

もういっそ全てを投げ出して、病院から脱走しちゃおうかな。
誰も知らない遠くの場所に1人で行ってしまおうかな。



自分で立つこともままならない今の状況では絶対に無理なんだけだね。



もし手術しなかったら、私って後どれくらいで死んじゃうんだろう。

手術しても死んじゃうこともあるんだよね。


そんなこと考えてたら、なんか急に「死」が身近に感じて、めっちゃ怖くなってきた。


私って死ぬのかな、、、?







あ、やばい。涙止まらん。

これナースステーションでアラーム鳴っちゃうやつ。

止まれ涙!落ち着けわたし!


一旦落ち着くことに専念します。




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