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マスカレイドナイト

第3章 舐められたい人専用の椅子


段々と…意識が…
朦朧と…して来て…、
唯花の息も
絶え絶え…になって来た頃に…。

『ご自身で…身体が…動かないのであれば、
…本来ならご自身で…ストップの合図を
して貰う…所ですけど…、今夜は特別に…
僕が…助け舟を…出させて貰いましょうか?』

そう…、ナオトさんがこっちの耳元で
この状況を終わらせるかと尋ねて来て。

自分の意思で…この椅子から降りるのは、
身体の力が抜けてしまって
出来そうに無かったので。
そのナオトの申し出に、素直に助けを
彼に求めてしまって自分の首を縦に振った。

「いやぁあぁっ、んんっ、イキ過ぎてッ
頭…変になっちゃ…いそ…う、んんっ
た…すけ…て、下さ…い、ナオトさ…ん…ッ」

『ははは、皆さんの歓迎が熱烈過ぎて。
ハプニングバー初心者の貴女には、
少々…刺激が…強すぎましたか?
貴女があまりにもいい声で鳴く物だから、
皆もついつい…貴女をもっと鳴かそうと
張り切ってしまったんでしょうね?』

フワッと…身体が椅子から離れたと思ったら、
身体を…ナオトさんにお姫様抱っこで
抱き上げられていて…、そのまま
舐め椅子のある部屋から…運ばれて行く。

「あの…ッ…、ありがとうございます…」

『それは…、何に対する…お礼ですか?
お忘れではないですよね?
まだ…僕は…貴方に…先程の
フェラのお礼をしてませんよ?』

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