誰か僕の初めてを奪ってくれ~!!
第18章 朕と弦…
弦は焦れったさを感じ…朕に…
弦
「なぁ…朕…大好き…おいらが悪かったよ…」
朕
「よもや、よもや~…大丈夫か…?」
弦
「大丈夫じゃないよ~…
おいらに媚薬なんて入れなくても~…」
と、弦は朕に甘えはじめた…
朕
「身体がキツいのだな…
我に、どうして欲しいのだ…?」
弦
「おいらの身体の熱を冷まして欲しい…」
朕
「そうか…では…」
と、朕は、そう言うと…
懐から扇子を取り出し…パッと開き…
仙力の力で、程よい冷風を起こした…
弦
「おいらは、そうして欲しくないっ!!
扇子も仙力も使うなっ!!」
朕
「では、どうして欲しいのじゃ…?」
弦
「惚けるなっ!!
おいらは朕と、まぐわいたいのっ!!」
弦は朕に首に手を回し…強く抱き締めた…
弦
「はぁ…はぁ…朕…もう…おいら…限界…」
と、刻を忘れるぐらいに…墓石の前で
鼓動を重なり合わせた…