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誰か僕の初めてを奪ってくれ~!!

第18章 朕と弦…


 弦は焦れったさを感じ…朕に…


「なぁ…朕…大好き…おいらが悪かったよ…」


「よもや、よもや~…大丈夫か…?」


「大丈夫じゃないよ~…
おいらに媚薬なんて入れなくても~…」

 と、弦は朕に甘えはじめた…


「身体がキツいのだな…
我に、どうして欲しいのだ…?」


「おいらの身体の熱を冷まして欲しい…」


「そうか…では…」

 と、朕は、そう言うと…
懐から扇子を取り出し…パッと開き…
仙力の力で、程よい冷風を起こした…


「おいらは、そうして欲しくないっ!!
扇子も仙力も使うなっ!!」


「では、どうして欲しいのじゃ…?」


「惚けるなっ!!
おいらは朕と、まぐわいたいのっ!!」

 弦は朕に首に手を回し…強く抱き締めた…


「はぁ…はぁ…朕…もう…おいら…限界…」

 と、刻を忘れるぐらいに…墓石の前で
鼓動を重なり合わせた…

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