魔王に自ら拐われた皿洗い!!
第3章 現実世界
蒼真は現実世界へ…ログイン…
蒼真「鳴海さぁんっ!!
今すぐ異世界に行きましょうっ!!」
鳴海「えっ…!?急に、どうしたの?」
蒼真「僕を異世界の中でも
身も心も拐ってくださいっ!!」
鳴海「えっ…?
異世界って…ゲームの中だろ…?」
蒼真「そうですよっ!!
僕が手取り足取り教えますからっ!!」
鳴海「俺…ゲームは興味ないからなぁ」
蒼真「また、そんな事を言っていたら
皆に馬鹿にされちゃいますよぉ!!
鳴海さんは悔しくないんですか?」
鳴海「俺は別に馬鹿にされても
悔しくないなぁ…」
蒼真「じゃあ…
何をされたら1番、悔しいんですか?」
鳴海「…そうだなぁ…俺は蒼真を
馬鹿にされたら悔しいかなぁ…」
蒼真「そうなんですねっ!!」
蒼真は"分かりました"と言って
ひとりで再び異世界へ…