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12歳年下の彼に溺愛される話

第5章 芸術の秋…とかしてみたり


港斗君は…、
優しいなって思ってると、
きゅううん…として
ぎゅっと胸の辺りが
締め付けられてしまって居て。

こんな…風に優しくて、
素敵な港斗君の彼女…で居られて
幸せ…だなぁ…って感じてしまう。

『巴さん…』

「港斗君…明日は…お仕事だから、
ちょっと休憩したら、シャワーしないと…」

このまま…2人で
毛布にくるまって居ると、
温かくて適度な疲労感で、
このまま眠たくなってしまいそうだ。

『そう言えば…
明日…仕事…でしたね…、
あ~あ…今日が…、水曜じゃなくて、
金曜日だったらいいのになぁ~。
だったら、巴さんともう一回
えっちも出来るし、このまま
寝ちゃっても…良いですもんね』

「そんな事言っても、
今日は水曜日なんだよ?港斗君。
そろそろ、終わった後で裸はダメだよ。
パジャマ着ないと…
冷えて、風邪引いちゃうよ?」

『毛布の中で、巴さんと
引っ付いてたら、大丈夫ですって』

そう言ってギュウウとされてしまって。
そろそろ肌寒いなって思ってたのに、
また…今日も…裸のまま…
寝てしまって居て、朝から毛布の中で
イチャイチャして過ごしていたら。

何時もの時間にアラームが鳴って、
起きる時間なのに自分が
全裸で何も出来てない事に気が付いて。

慌ててバタバタで2人で
シャワーを浴びて、
朝食も適当に済ませて。
そのまま慌ただしくアパートを後にした。

木曜日と金曜日は…ゆっくりとして、
自分のペースで過ごして。

いつもの港斗君の定位置の、
脚付きのマットレスの上で。
港斗君から教えて貰った、
簡単なお家で出来る
ストレッチをして過ごして。

「ルームライトにもなって、
加湿器にもなる…、
アロマディフューザー買おうかな?」

ストレッチを終えて、そんな事を
モチモチの猫を抱えながら
巴は考えていた。





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