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12歳年下の彼に溺愛される話

第6章 11月の出来事



丁度…、

日付が変わって金曜日になった頃に。

「んんっ…なんか、寒いっ…」

寒いなって感じて、もう一枚

持って来ていた毛布を引っ張り出して。

そのまま…毛布にくるまって

その夜は…寝たんだけど…。

次の日の朝に目を醒ましたら、

喉が痛い…事に気が付いて…。

熱を測ってみたら、熱は…37・8位で。

昨日よりも…ちょっと上がっていて…。

「すいません、はい、
昨日の夜から熱が…はい…
すいません、また結果わかれば
こちらからご連絡させて頂きます…」

ピッ…。

会社を熱があるので休みますと
電話をして通話を終了する。

金曜日は、会社をお休みさせて貰って。

朝一番に、近くの診療所の

発熱外来で受診する事にした。

と言うか…、診療時間の9時前に

近くの診療所に行ったら。

発熱がある人は…院内に入らないで…と

デカデカと…入口に張り紙がしてあって。

車に戻って、車を発熱外来と
書かれたコーンが立っている場所に
駐めていた場所から、移動させて。

診療所の前に居ながら、

その診療所に電話をして。

症状の聞き取りをされて。

コロナとインフルの同時検査をお願いした。

朝に彼には、昨日から調子が悪いから、

もしかしたらコロナかインフルかもって

病院に…今日は行くからって

さっきLINEはしていて。

病院に…行く前に…、家を出る前に

測った熱が…38.2℃あって。

保険証と診察券を用意して、待っていたのだが。

ここ何年も体調を崩す事も無かったから、

こんなシステムになってるとは…。

20分程…車の中で待って。

マスクと手袋をして
フェイスシールドをした看護師さんが、
検査用の綿棒を持ってこっちに来て。

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