テキストサイズ

12歳年下の彼に溺愛される話

第3章 12歳年下の彼


最初から口紅も、これも…私の為…に

買ったのを素直に買ったからあげると

言えない…あの妹らしいから。

明日は妹の好物のマドレーヌを、

焼いて上げようと思った。


「お化粧……もうちょっと…
頑張って…みようかな……」


私が化粧とかに、
あんまり興味なくなったのも。

何かをしても雄介さんは、
お前には似合わないだとか。
良い歳した、ババアが無理すんなとか
歳取ってるんだから、金の無駄みたいな。
そんな風にしか彼は言わないし。

髪型やカラーをこっそり変えても
全然私の見た目に興味がないらしく
褒めるとか以前に、
気が付いてもくれないから。

こっちも…段々と、
努力する張り合いが…無くなって。

どうせ…自分は…何しても
いい歳なんだし…って、
そんな風に…
思う様になってしまっていた。

その日は…
荷物を纏めるのもそこそこに
その雑誌を読みふけってしまっていて。

すっかり…、本来のやるべきことが
出来ず終いになってしまったのだが…。

今してるいつのメイクに+1手間で、
ここまで変わるみたいな、
ビフォーアフターの写真があって。

特別な何かを買い足さなくても
手持ちの道具と
この付録のパレットで、
すぐにお試し出来そうなのを見つけて。

「港斗…君、今度会う時…
気付いてくれるかな…?」

――――――――――――――――

『腐れチンポ』の話。

悠里さんの…とあるお話の中に
この、腐れチンポを
お持ちの男性が出てまして。

ああ、わかるわかるってなったので、
雄介さんは最初から
腐れチンポにする予定でした(笑)

悠里さんの方にも、
腐れチンポの名称で
こちらの中で使わせて頂く許可を
予め頂いて得ております。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ