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12歳年下の彼に溺愛される話

第4章 巴の引っ越し


「ん…っ、出して…?港斗君…。
このまま…、イちゃって…良いよ?」

『あっ…、あ…ッ…、はぁ…ッ
と、巴さん……―――ッ!!』

自分の手の中で、彼のペニスが跳ねて
びゅる…びゅると…精液を吐き出して
勢い良く射精してるのを感じる。

自分の手の中に彼の
射精を受け止めたはずなのに。
その勢いと量が凄くて、
巴の手の中から…
ドロリ…と白濁液が溢れて出て来る。

『す…すいません…ッ、巴…さん…』

「凄い…、沢山……こんなに…」

溢れた分の精液と、私の手の上の精液と
身体に残って居た泡を慌てた様子で
彼が綺麗にシャワーで洗い流してくれて。

こっちが手を洗いやすい様に、
ボディソープのボトルを
私の方へと差し出してくれる。

こんな事…絶対…雄介さんならしないし。

早く舐めて綺麗にしろよ…とかって、
お掃除フェラをする様に…
当たり前だろうって感じの態度で
私に言って来るだけだ。

私が8年間の間に…

”当たり前”にして来た事は、

彼と…付き合う様になって、

彼と身体を重ねる度に…、

彼との…セックスが…それを少しずつ…

塗り替えて行って…、

当たり前に…変わって行く様な。

そんな感覚を…巴は感じて居た。


その後は…狭いバスルームを

後にして、身体を拭くと。

実家から持って来た、

2人で寝るには手狭なシングルベッドで

やっぱり狭いですね…、

シングルに2人じゃ…と

笑い合いながらセックスをして。

そのまま…、まだ…9月なのを良い事に

終わってそのまま裸で抱き合ったまま

眠ってしまった様で。

ふとした時に眠りが浅くなって、

巴が目を醒ますと。

彼にしっかりと抱きしめられて居て。

目の前に、眠って居る港斗の顔がある。



しばらく、隣で眠っている

港斗の寝顔を眺めていたが。

こうして眠っている顔を見ると、

まだあどけなさが…残って居て、

24よりも、幼く…彼が見えてしまう。

……とは言っても…、

彼と一緒に居たら…荷解きも…

中々進まずに…えっちばっかり

してしまいそうで。

いつまでも引っ越した直後のまま

みたいな…お部屋のままで…

居るのだけは…避けたいな。


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